心が疲れると、家庭、学校、職場等での生活が苦しくなります。
症状から、不眠症、神経症性障害及びストレス関連障害(パニック障害等の不安障害、強迫性障害、適応障害等)、気分障害(うつ病、持続性気分障害、躁うつ病等)、統合失調症、認知症等の疾患に分類できます。
それぞれの疾患に対して、以下のような治療方法を行って、安定した気持ちで生活できるように支援しています。
1)薬物療法 … 脳内にある様々な神経伝達物質は落ち着きや意欲等をもたらしますが、心の疾患ではそのバランスが乱れてうまく機能しなくなっています。そこで、神経伝達物質のバランスを整える薬を飲んで落ち着きや意欲等を取戻し、心の安定を図ります。
2)精神療法 … 医師との対話が、気持ちや考え方を整理したり、安心感を得る助けになります。
3)情報提供 … 疾患の原因や症状、薬、症状悪化の予防等について説明し、患者さんが納得して治療に取り組めるようにします。
4)環境調整 …生活している環境をより心地良くするために、患者さん自身が生活リズムを整えてみたり、患者さんの同意を得て、ご家族、学校、職場等が協力したりします。
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